Thって2つあるの!?

発音シリーズ②は “Th” の音です!

https://eigo.cocokaiwa.com/wp-content/uploads/2020/12/2.pngヤングココ

え〜〜〜、“th”苦手なんだよな〜。す、す、って。きついよ…

https://eigo.cocokaiwa.com/wp-content/uploads/2020/12/1.png英語ココ

とほほって感じだね、ヤングココ君。

でも!“L”と“R”ができた君なら絶対これもできる!

“L”と“R”の発音の仕方→ https://eigo.cocokaiwa.com/pronounce-LR/

Thの発音ってどんなの?

この発音ができない学校の先生は山ほどいますが、一回は習ったことありますね。

“Th”の音は舌を噛んで出す音

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舌切れて死ぬわ、ボケ!

こらこらこら。ジュース抜いちまうぞ。

ってのはおいといて、

この音、2種類あるの、ご存じですか?

濁った音と、そうでないものがあるんです。

https://eigo.cocokaiwa.com/wp-content/uploads/2020/12/名称未設定のデザイン-8.png変わり果てた ヤングココ

知りませんでした。先生!教えてください。

もちろん!よ〜く聞いてね???

1. 濁りの TH

手探りでいいので、やってみてください。いい噛み加減」がわかってくると思います。コツは、音を出すために、空気が前歯で舌の周りから出るよう、軽〜く噛むことです!

  1. 口を気持ち分だけ少し開ける
  2. 隙間から空気が出てこれるように余裕を持って、舌先を出す。
  3. 息を隙間から通す。

ここまでが下の「澄みの TH」です。プラスで…

4. う〜と口の形は変えずに声だけ出してみてください。

これが純粋な「濁りの “th”」 になります。

こんな音になってますでしょうか。発音記号は [ ð ] になりますが、カタカナだと「」とか「」になりますね。

“the”

“The” で発音してみました。次の単語が母音で始まる時は、「ザ」ではなく、「ジ」になりますよ。

他には、“there”(そこ、あそこ)“that”(あれ、あの〜)“thus”(したがって)などがあります。

webliogoo辞書で調べて聞いて、練習してください!

また、この “th” は有声音と呼ばれる音で、文字通り、う〜っと声を出しながら(声帯を震わせて)作る音です。

それをしないで発音すると、次の “th” になります!

2. 澄みの TH

それが、澄みの “Th” ですよ。 上のは [ ð ] だったけど、この発音記号は [ θ ] になります。とか言ってもピンと来ないよね。笑

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実は weblio などの辞書サイトでも書かれていて、これを見れば、なんとなくどういう音か、わかるようになってくるのです!

そう!それでご紹介しているという訳だお!

さて、さっきの “Th” が「」とか「」と書かれるのとは違い、

こっちは「」とか「」と書かれます。発音の仕方は、声で濁らせたりしなければ一緒です!

  1. 口を気持ち分だけ少し開ける
  2. 隙間から空気が出てこれるように余裕を持って、舌先を出す
  3. 息を隙間から通す

では、どうぞ。

“thing”

「もの」「こと」を意味する “thing” を使って発音してみました。

他には “thigh”(太もも) “thick”(厚い、<味が>濃い) “〜th”(〜番目、何月〜日)などがあります!

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発音はなんとなくできるようにはなったけど、

いざ聞いた時には “s” とか “z” との違いがいまいちわからないよ〜

Okay! じゃあ、ちょっと “s / z” で言った時と “th” で言った時を比較研究してみようか。

3. s / z と th の比較

まずは “th” がつく単語の、澄みの “th” を “s” と交換してみるとどうなるかな。

thing”と“sing”でやってみます。

thing sing

どう?違くない? もう一回聞いて、今度は自分でも練習しながら言ってみてください。

ね?違うでしょ!まだできていなくても、前よりはきっと聞こえるように、

言えるようになってると思うから、もっと練習してみてね!

今度は “z” を 濁りの “th” と交換してみます。

they”と“zay”(こんな単語はないよ)

they zay
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さっきみたいにやっぱ違うんだ!

うん。数をこなせばこなすほど、聞き分けも発音も上手くなるよ!

4. 例外

例外もあります!

例外というのは、“th” でも、上記のどちらの音でも発音しないものです!

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なんでよ〜!2種類だけって言ったじゃん!

うん、そうだったね、ごめんね。でも、新しく難しい音が出てくるとかではないからね!

“th” なのに “t” の音で読まれるものがあるというだけだよ!

“Thailand”(国名:タイ)/“Thai”(タイの、タイ人(の)、タイ料理…) そして “Theresa”(人名:テレサ) “Thomas”(人名:タマス) “thyme”(スパイスのタイム) などが代表的な例!

これはもともと英語以外の言葉、特にヨーロッパの他の国の言語から持ってきた言葉が多いみたい。やっぱり世界でも “th” の音って変な音なんだね。ハハハ

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だからよ〜!WHY, ENGLISH PEOPLE !?!?

まぁでも、それが、外国語を勉強する時の楽しさでもあるよね!

まとめ

これまた日本人が苦手な “th”! には3種類ある!

  1. 声音の“th”(ズ)
  2. 声音の“th”(ス)
  3. “th”のくせに “t” と読むやつ。

の3つだよ!

語尾にある時、例えば“fourth”(4番目)や“death”(死)などは、

“th” を発音した瞬間、舌を出した瞬間に息を止めてみてください!そしたらネイティブっぽい発音になります。

えー、聞こえるかなー。と思うかもしれないけど、ネイティブ耳には聞こえるので、それを信じてやってみてください!

確実な理由なんてありませんでしたが、「そう言おうとしたり、逆に相手のを聴こうとしてればいつかは自分もネイティブレベルになるだろう!」と思ってやっていたら、バリバリ日本人(沖縄人)の自分でも英語を言うたんびに褒められるようになっていました!ありがたいことです。

みなさんも、英語は知らない発音ばかりで大変かもしれませんが、いろんなことをシェアして、みなさんがもっと外国の人とつながれますように

何か聞きたいことがあれば下のコメント欄で気軽に聞いてくださいね。 ↓↓↓

他にも発音についての記事や、あるいは英文法を実生活でどう使えばいいのか等についての記事を投稿したいと思いますので、気軽にチェックしてみてください。

それでは、See y’all soon!

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